自律神経失調症とは?
自律神経は呼吸、消化、血圧、免疫機能等の生命活動を維持する上で必要不可欠な働きを行っています。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。
‘自律神経失調症’とは活動時に活性化する交感神経と休息時に活性化する副交感神経の連携がうまくいかず、呼吸・消化・血圧等の生命活動にかかわる機能に変調をきたす症状のことを言います。
正常であれば、交感神経と副交感神経はシーソーのように、どちらかが強く働けばもう一方は弱くなるといったように交互にバランスをとりながら働いています。
交感神経と副交感神経の活動割合は正常な場合、半々か6:4程度でやや交感神経が優位ですが、自律神経失調症の状態では極端な場合9:1程度で交感神経が優位になりすぎていることもあります。このような状態では様々な症状が引き起こされます。
身体に何らかの症状があるのは自律神経が正常に機能していないということです。自律神経が正常に機能していれば身体に不快な症状はないはずです。
問題は身体に継続的に苦痛を感じるような慢性疾患がある場合です。
そのような状態では自律神経の失調の度合いが激しいと言わざるをえません。
この1番目の理由はよく言われていますが“ストレス”です。肉体的、精神的ストレスです。
2番目の理由は一般にはほとんど言われていませんが、骨格のゆがみです。
特に骨盤の歪みが原因でに起こる背骨の歪みです。
ゆがんだ背骨が直接自律神経を圧迫してしまうのです。
自律神経の失調度 チェック
- 肩こりや腰痛がなかなか治らない
- 朝、起きる時に疲れが取れてないのを感じる。
- 眠りが浅い
- よく夢を見る(怖い夢、逃げる夢など)
- 朝、新聞を読む気がしない。読んでも頭に内容が残らない
- 休みはゴロゴロしていたい
- 何事にもやる気が出ない
- 記憶力、集中力が落ちた感じがする。
- めまいや難聴、耳鳴りのするときがある。
- 胸がザワザワする感じ(不安感)が突然襲ってくる。
- 息苦しくなることがある
- 胃の調子が悪いときが多い。
- よく下痢や便秘をする。または便秘と下痢を繰り返す
- 冷え(特に足先)が取れない
- 汗をかきにくい
- 気候の変化に弱い
- 人とあまり会いたくない
自律神経と骨盤のかかわり
背骨の左右にある孔(あな)から自律神経は出て内臓器や体の末端に伸びています。
骨盤が歪むとその上にのっている背骨はS字を描くようにゆがみます。背骨がゆがむとその周りの筋肉・靭帯は硬化します。
すると、それに伴って自律神経も背骨の出口付近で圧迫を受けてしまいます。
背骨の両側にある孔から出た自律神経がどの内臓器を司るかというのは決まっています。
例えば、呼吸器系(肺や気管支)は胸椎の3・4番が司っていて、喘息や気管支炎などの呼吸障害を患っている人は胸椎の3・4番あたりの背骨周辺が硬く、その部分の骨が飛び出しています。
胃、脾臓は胸椎の5・6番が司っています。胃に障害がある人はこの胸椎の飛び出しがあり、その周囲は固まってしこり状態になっています。
このように自律神経の障害と骨格のズレは密接な関係があります。
重要なことがあります。骨格がズレるとそのこと自体がストレスとなって脳に伝えられます。
この内的ストレスは自律神経失調症を進めてしまいます。
しかし、骨格のズレは手当て次第で取り除くことができます。
まずは骨格へアプローチして内的ストレスを取り除くことが必要です。
